PMP_10_資源マネジメント

date
Jan 14, 2020
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pmpbase10
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PMP
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PMBOK ガイド 第6版 読書メモ
type
Post

10_資源マネジメント

押さえるべき PMI®イズム

PMは、タスクやアクティビティをマネジメントす るだけでなく、人々をリードしながら、プロジェク ト資源を積極的にマネジメントし続ける必要ありPMはプロジェクトに関わる全ての人の役割と責任 を明確化する必要があるPMの役割だけでなく、シニアマネジメントやスポン サー、プロジェクトチームについても漏れなく理解

資源は:

人的な資源 + 物的な資源

プロセスフロー

  1. 立ち上げ
  1. 計画
    1. 資源マネジメントの計画各プロセスの使用資源を計画し、マネジメントするアウトプット:資源マネジメント計画書チーム憲章アクティビティ所要資源の見積もりアウトプット:資源要求事項資源のブレークダウン・ストラクチャー
  1. 実行
    1. 資源の獲得アウトプット:物的資源の割り当てプロジェクト・チームの任命資源カレンダーチームの育成チームのパフォーマンス評価チームのマネジメントアウトプット:変更要求
  1. 監視コントロール
    1. 資源のマネジメントアウトプット:作業パフォーマンス情報
  1. 終結

「資源の獲得」「チームの育成」 ツールと技法

  1. 先行割り当て
    1. プロジェクトは特定の要員や専門知識が依存している場合、特定の要員配置は先決めておくことがあります。
      特定の要員の配置を先に決めておくこと
  1. コロケーション
    1. 1. チームメンバー全員を一箇所に集める 2. コミュニケーションの改善、コンフリクトを減少させ共通意識を持つことでパフォーマンスが向上
  1. バーチャルチーム
    1. 遠隔で要員構成

タックマンモデル

チーム形成の発展段階モデル
1 成立期プロジェクトや各自の役割をチームが理解する段階2 動乱期チーム内部でコンフリクトが発生する段階3 安定期チームが機能しはじめ、PMがリーダシップを発揮4 遂行期集団として効率的に業務遂行、PMは管理監督・委任5 解散期PJ終結しチーム解散、個人が不安を抱く難しい段階

マズローの自己実現理論

人間の欲求を5段階層で理論化。下位/低次の欲求 満たされると上位/高次の欲求を満たす行動をとる
生理欲求安全欲求社会欲求承認欲求自己実現欲求

マグレガーのX理論とY理論

組織管理における動機づけに関する対立する2理論
  1. X理論
    1. 人間は生来的に労働を好まず、生産的に働かせるためには命令や強制などで常に管理が必要
  1. Y理論
    1. 人間は生来的に良い仕事をしたがり、主体性を尊重すれば、自己実現のために進んで働き貢献する

ハーズバーグの二要因理論

 職務満足度に影響を与える要因に関する理論
  1. 動機づけ要因
    1. 満たされると満足(欠けても不満足には繋がらない) • 達成すること、承認されること、仕事そのもの、 責任、昇進、成長 など
  1. 衛生要因
    1. 不足すると不満足(満たしても満足には繋がらない) • 給与、会社の方針、職場環境、監督、対人関係 など

マクレランドのニーズ理論

従業員は3つの主要なニーズから動機づけられる
成果に基づくモチベーション 権力に基づくモチベーション 友好関係に基づくモチベーション

コンフリクト発生時の解決策

解決策
特徴
問題解決・対峙
問題と向き合い、根本原因を解決する
協力
個人/チームが一緒になり解決を図る
妥協・和解
合意に至るために両者が歩み寄るLose-lose の結末を迎える
強制・指示
権力や地位を利用して、緊急事態を解決する問題解決に繋がらず、通常避けるべき手段
鎮静・適応
意見の相違ではなく、同意部分に目を向けるコンフリクトに対する解決策を模索しない
撤退・回避
課題を先送りにするPMが取るべき行動としての正答にはならない

問題解決のステップ

問題の特定問題の定義調査分析解決結果の確認
記事に関する疑問があればお気軽にご連絡ください。