PMP_08_コストマネジメント

date
Jan 12, 2020
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PMP
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PMBOK ガイド 第6版 読書メモ
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08_コストマネジメント

押さえるべき PMI®イズム

  1. ボトムアップで適切な見積もりを行った上で、積極的にコストとコントロールする必要がる
    1. 予算はトップダウンの順序で設定されたではなく、スコープ→スケジュール→コスト の順で見積もりPMは、予算が現実的に達成できるか確認するため、 スケジュール/スコープ/品質/リスクに照らしながら、 コストを監視・コントロールしなければならない
  1. 予実が乖離達成困難であれば、即時の見直しが必須

プロセスフロー

  1. 立ち上げ
  1. 計画
    1. コストマネジメント計画プロジェクトの各プロセスのコストを計画し、文書化するアウトプップ:​ コストマネジメント計画書コストの見積各アクティビティ所要コストの見積もりアウトプップ:​ コスト見積もり予算の設定見積もった予算を設定するアウトプップ:​ コストベースライン​ プロジェクト資金要求事項
  1. 実行
  1. 監視コントロール
    1. 1.コストのコントロール
      各プロセスのコストを監視し、必要に応じて、変更要求を実施します。 変更が承認された際、コストベースラインを更新します。
      アウトプップ:
      ​ 作業パフォーマンス情報
      ​ コスト予測
  1. 終結

コスト見積もり方法

  1. 類推見積もり
    1. ● 自組織の過去の類似PJ を参考に見積もり ● 類似性が高いほど見積もり精度が高くなる
  1. パラメトリック見積もり
    1. ● 過去の情報をもとに、変数を用いて試算 ● 定量化した変数での説明が容易なPJに適する
  1. ボトムアップ見積もり
    1. ● アクティビティ単位での見積もりの積み上げ ● 精度は高いが、算出に時間・労力を要する
  1. 三点見積もり
    1. ● 悲観値、最頻値(最可能値)、楽観値で算出 ● ベータ分布と三角分布の算出パタンあり

三点見積もり

ベータ分布
平均値 = (悲観値 +4× 最頻値 + 楽観値) /  6
三角分布
平均値 = (悲観値 + 最頻値 + 楽観値) / 3

見積もりの精度

●プロジェクトが進み、アクティビティについて理解が増すほど、見積もりを高めていく必要あり
超概算見積もり(ROM)Rough Order of Magnitude  概算見積もり確定見積もり

アーンド・バリュー・マネジメント関連

  1. PV Planned Value
    1. ● 計画価値 ● 現時点までに完了すべき作業量(計画)
  1. EV Earned Value
    1. ● 達成価値 ● 現時点までに完了した作業量(実績)
  1. AC Actual Cost
    1. ● 実コスト ● 現時点までに支出した費用
※利用状態はPV=EV=AC

効率評価指標 ーある時点の予算と実績の観点

  1. CV コスト差異 Cost Variance
    1. ● コスト差異を表す EV - AC CV > 0 の場合、ポジティブ CV < 0 の場合 ネガティブ
  1. SV スケジュール差異 Schedual Variance
    1. ● スケジュール差異を表す EV - PV SV > 0 の場合、ポジティブ SV < 0 の場合 ネガティブ
  1. CPI コストパフォーマンス指数 Cost Performance Index
    1. コストパフォーマンスを表す EV / AC CPI > 1 ポジティブ CPI < 1 ネガティブ
  1. SPI スケジュール効率指数 Schedual Performance Index
    1. スケジュール効率を表す EV / PV SPI > 1 ポジティブ SPI < 1 ネガティブ

効率評価指標 ープロジェクト完了時にどうなっているかの見通し

  1. BAC Budget At Completion
    1. 1. 完成時総予算=コストベスライン 2. プロジェクト完了までの計画予算
  1. EAC Estimate At Completion  完了時総もつもり
    1. 1. 完了時そう見積もり 2. PJ開始からPJ完了までの総見積もり
      計算方式
      1. パターン1
        1. 当初の見積もりが適応できず 全体的な再精査が必要な場合 AC + ボトムアップETC
      1. パターン2
        1. 現在までは特殊要因での差異で 今後は計画通りと想定される場合 AC+(BAC-EV)
      1. パターン3
        1. 現在までの差異傾向が 今後も継続すると想定される場合 1. BAC / CPI 2. AC + (BAC-EV) / (CPI×SPI)
  1. ETC Estimate To Completion
    1. 1. 残作業見積もり 2. 現時点からPJ完了時までの見積もり EAC - AC
  1. VAC Variance At Completion
    1. 1. 完成時差異 2. PJ完了時の差異の見積もり BAC - EAC
  1. TCPI 残作業効率指数 To-Complete Performance Index
    1. BAC-EV / BAC-AC > 1 ネガティブ < 1 ポジティブ 余裕あり
  1. ETC 残作業見積 Estimate to Complete
    1. EAC-AC
  1. VAC 完成時差異 Variance At Completion
    1. BAC-EAC
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